皆様、気を付けてください。

「妊婦の感染 早産リスク増~英チーム研究 通常の2倍に~」
(R4.1.18 読売新聞朝刊より)
妊婦が新型コロナウイルスに感染すると早産や死産、新生児の死亡の割合が高まるとする研究結果を、英エディンバラ大などの研究チームが発表した。ワクチン接種の重要性も示した。論文は海外の医学専門誌に掲載された。
研究チームは2020年12月~21年10月、英スコットランドの妊婦8万7694人のデータを分析した。その結果、新型コロナ感染の診断から28日以内に出産すると早産が16%で、通常の割合の2倍に上った。死産と合わせた新生児の死亡率は2%で4倍だった。
ワクチンが未接種だった妊婦は、新型コロナに感染した妊婦の77%、入院した妊婦の90%、集中治療室に入るなど容体が重い妊婦の98%を占めた。チームはオミクロン株など新変異株への対応も含め「3回目接種を推奨する」としている。
相沢志保子・日本大准教授(生殖免疫学)の話「ワクチンは発症予防や重症化予防に有効で、妊婦自身や赤ちゃんの健康を守るために大切だ。3回目接種が先行する国のデータをさらに検討する必要がある」

「妊婦 コロナ症状重く 中等症状以上2倍近く」
(R4.1.20 産経新聞朝刊より)
新型コロナウイルスに感染した妊婦が、酸素吸入が必要となるような中等症以上になる割合は、同年代の妊娠していない女性と比べて2倍近かったとの分析結果を、国立成育医療研究センターなどのチームが公表した。基礎疾患がある妊婦や、妊娠中期以降の女性で症状が重い傾向があり、家族から感染した妊婦も多かった。
庄司健介・同センター感染症科医長は「これまで国内の妊婦の知見は十分でなかったが、今回の分析で妊婦は症状が重くなりそうだと分かった。家族を含めてワクチン接種や手洗い、3蜜回避などの対策をとってほしい」と話している。
チームによると、妊婦の新型コロナの症状に関し、国内の大規模な報告は初めて。令和2年1月~3年4月、15歳以上45歳未満の女性入院患者約4千人を分析した。このうち、年齢や基礎疾患の有無などの条件をそろえた妊婦187人と妊娠していない女性935人を比較すると、中等症から重症となった妊婦は18人で全体の9.6%。妊娠していない女性は46人で4.9%と、2倍近い開きがあった。今回の分析は、デルタ株やオミクロン株の流行前のデータを利用しており、変異株の影響は評価していない。